Statement

1989年に行われた犬ぞりによる南極大陸犬ぞり横断は、氷点下50℃の地吹雪の中を約6,040km進むという現代でも類を見ない冒険となりました。約7ヶ月にも及ぶ過酷なその挑戦には、6カ国の冒険家たちの地球環境と平和への想いが込められています。
あれから33年目の今年も昨年に引き続き、私たちは彼らの挑戦を振り返ると共に、地球環境と平和について改めて考え、対話することを目的としたトークイベントを開催します。様々な分野で活躍する文化人や探求者による「環境」と「平和」、そして「チャレンジスピリット」をテーマにした対談をオフラインで行うと同時に、南極大陸犬ぞり横断のドキュメンタリー映画「Trans-Antarctica Expedition」を今年も上映します。より多様な文脈や価値観の基に、次世代へ向かって展開されるTHINK SOUTH FOR THE NEXT 2022に是非ご参加ください。

Conversation

6カ国6名の冒険家が根底に持ち続け、南極大陸犬ぞり横断が実施された理由的背景にも繋がる「環境」と「平和」、そして「チャレンジスピリット」の重要性。それらを改めて考え、対話し、発信し続けることを目的としたトークイベントです。昨年はオンラインでの開催となりましたが、今年は多様な領域で活躍し、異なる経験や知見をもつ文化人や活動家を実際にお招きし、トークセッションと一部会場での映画上映を行います。

Conversations
for 2022

No.

3

Talk Theme

“平和”

Date

12/16 FRI 21:00 START

申し込みボタンをクリックいただくと外部サイトへ遷移致します。

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Products

1989年に世界初となる南極犬ぞり横断に挑戦し、それを達成した6カ国6名の冒険家。彼らが当時着用したウェアをベースに開発された3つのプロダクトは、当時のフィロソフィーとデザインをベースに、現在の技術と素材でよりサスティナブルにアップデートされています。
本プロジェクトの根底にある「当時彼らが考え、世界に発信した現代社会の問題に改めて注目し、環境と平和の大切さ、チャレンジスピリットの重要性を次世代へ継承していく」という目的を、より多くの人々へ伝えるために開発されたTRANS ANTARCTICA COLLECTIONを是非ご覧ください。

    PRODUCT____1

    TransAntarcticaParka

    当時南極横断の隊員が着用していたウェアをベースにデザインされた防水シェルジャケット。表地には、耐久性に優れる防水2層構造のGORE-TEX200デニールリサイクルナイロンを採用。フロントはダブルフラップ仕様でさらに防水性を高めています。左胸と背中には南極犬ぞり横断隊に参加した冒険家たちの出身国の国旗、左腕には「Trans-Antarctica Expedition」のシリコンワッペンが配されています。

    NP62238
    ¥79,200(tax-in)

    PRODUCT____2

    TransAntarcticaFleece
      Jacket

    当時南極横断の隊員が着用していたウェアをベースにデザインされたフリースジャケット。使用済みペットボトルを原料とした、ロフト感のあるマイクロフリース素材を使用し、高い保温力を持ちながらも軽量に仕上げています。脇下の大型ベンチレーションが蒸気を放出し、素早い衣服内の温度調節が可能。また静電気の発生を抑える静電ケア設計も採用されています。右胸と背面には、南極犬ぞり横断隊に参加した冒険家たちの出身国の国旗、左腕には「Trans-Antarctica Expedition」のシリコンワッペンが配されています。

    NA72235
    ¥36,300(tax-in)

    PRODUCT____3

    L/S TransAntarcticaTee

    1989年の南極大陸横断当時の写真をフロントに配した、コットン100%の長袖Tシャツ。自然な風合いの度詰めコットンで、厚みがありながらもしなやかな着心地が特徴です。背面には南極犬ぞり横断隊に参加した冒険家たちの出身国の国旗、左腕には「Trans-Antarctica Expedition」のロゴプリントが配されています。

    NT82230
    ¥9,900(tax-in)

What’s Think South?

今から33年前、各国から集まった6人の冒険家が世界初となる南極犬ぞり横断へと出発しました。1989年7月、スタート。同年12月11日、南極点到達。1990年3月3日4000マイルを踏破しゴール。言葉や文化の壁を越え、共に過酷な自然と闘った8ヶ月。
彼らを奮い立たせた言葉は「THINK SOUTH」
『我々南極大陸横断国際隊は、今日南極点に到達しました。そして今、世界がひとつに交わるこの南極点から、世界の人々にメッセージを送ります。人はたとえこの困難な状況においても、民族、文化、国家を越えて共に生きてゆける。そして、我々南極大陸横断国際隊の精神が、よりよい世界の構築への一助となることを心から願います。この平和の精神が、子午線のように世界中に広がって、全世界をおおってくれることを祈りながら』(6人のメンバーがそれぞれの国の言葉で南極点から33年前に送ったメッセージより)
『THINK SOUTH FOR THE NEXT』は当時彼らが考え、南極点から世界に発信した現代社会の問題に改めて注目し、次世代へ継承していこうというプロジェクトです。今後さまざまな取り組みを通じて、環境と平和の大切さ、チャレンジスピリットの重要性を社会へと発信していきます。

Member’s Profile

  • Member_1

    Keizo Funatsu (JP)

    舟津圭三(日本)

    1956年大阪生まれ。米国で若者や一般社会人への野外教育を実践。1988年 グリーンランド犬ぞり縦断後、南極大陸横断国際隊に日本人として唯一参 加。 その後は中長距離犬ぞりレーサーとして活躍。 現在は北海道仁木町の NIKI Hillsビレッジにて、ワイナリー、 ガーデン、森のプロジェクトに参画 している。

  • Member_2

    Jean-Louis Etienne(FR)

    ジャン・ルイ=エチエンヌ (フランス)

    医者という立場から、厳しい環境における人体の医学的問題や心理的な影響に関心を持ち、研究のためにヒマラヤやグリーンランド、パタゴニアへの登山遠征に参加。 科学的、教育的立場から北極・南極への遠征に参加する一方で、地球環境保全という視点でメディアを通じて長年レポートを発信している。

  • Member_3

    Will Steger(US)

    ウィル・スティーガー (US)

    米国の著名極地探検家、教育者。 現在はミネソタ州イーリー郊外の広大な自然の中で「スティーガーウィルダネスセンター」を運営。青少年、教育者等向けに環境教育を実践しながら、 地球温暖化問題の解決に向けて様々な取り組みを行っている。

  • Member_4

    Qin Dahe(CN)

    チン・ダホ (中国)

    蘭州大学で雪氷学の博士号取得。その後数ある中国、国際学会のトップを務めてきた。 IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)内のワーキンググループの議長を務め、 アル・ゴア氏とIPCCがノーベル平和賞を受賞した際のメンバーでもある。

  • Member_5

    Geoff Somers(UK)

    ジェフ・サマーズ (イギリス)

    世界的名極地研究家であり、1988 年グリーンランド縦断に続き1990年南極大陸横断国際隊に参加。極地ガイドとしては北極点、南極点、北磁極への遠征のガイドとして数多くの遠征を行ってきた。 数々の極地探検と教育への貢献に対して大英帝国の勲章の叙勲を受けている。

  • Member_6

    Victor Boyarsky(RU)

    ヴィクター・ボヤルスキー (ロシア)

    ロシア国家地理学会の極地委員会会長、アメリカ地理学会のメンバー。 1998年設立された北極・南極博物館では初代館長就任。 2005年から科学者やツーリストが滞在できるフィールドキャンプ「ボルネオ・アイスキャンプ」を運営。ロシアの極地探検家、水文気象学の専門家として数々の賞を受賞している。

  • Member_1

    Keizo
    Funatsu (JP)

    舟津圭三(日本)

    1956年大阪生まれ。米国で若者や一般社会人への野外教育を実践。1988年 グリーンランド犬ぞり縦断後、南極大陸横断国際隊に日本人として唯一参 加。 その後は中長距離犬ぞりレーサーとして活躍。 現在は北海道仁木町の NIKI Hillsビレッジにて、ワイナリー、 ガーデン、森のプロジェクトに参画 している。

  • Member_2

    Jean-Louis Etienne(FR)

    ジャン・ルイ=エチエンヌ
    (フランス)

    医者という立場から、厳しい環境における人体の医学的問題や心理的な影響に関心を持ち、研究のためにヒマラヤやグリーンランド、パタゴニアへの登山遠征に参加。 科学的、教育的立場から北極・南極への遠征に参加する一方で、地球環境保全という視点でメディアを通じて長年レポートを発信している。

  • Member_3

    Will Steger(US)

    ウィル・スティーガー
    (US)

    米国の著名極地探検家、教育者。 現在はミネソタ州イーリー郊外の広大な自然の中で「スティーガーウィルダネスセンター」を運営。青少年、教育者等向けに環境教育を実践しながら、 地球温暖化問題の解決に向けて様々な取り組みを行っている。

  • Member_4

    Qin Dahe(CN)

    チン・ダホ
    (中国)

    蘭州大学で雪氷学の博士号取得。その後数ある中国、国際学会のトップを務めてきた。 IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)内のワーキンググループの議長を務め、 アル・ゴア氏とIPCCがノーベル平和賞を受賞した際のメンバーでもある。

  • Member_5

    Geoff Somers(UK)

    ジェフ・サマーズ
    (イギリス)

    世界的名極地研究家であり、1988 年グリーンランド縦断に続き1990年南極大陸横断国際隊に参加。極地ガイドとしては北極点、南極点、北磁極への遠征のガイドとして数多くの遠征を行ってきた。 数々の極地探検と教育への貢献に対して大英帝国の勲章の叙勲を受けている。

  • Member_6

    Victor Boyarsky(RU)

    ヴィクター・ボヤルスキー
    (ロシア)

    ロシア国家地理学会の極地委員会会長、アメリカ地理学会のメンバー。 1998年設立された北極・南極博物館では初代館長就任。 2005年から科学者やツーリストが滞在できるフィールドキャンプ「ボルネオ・アイスキャンプ」を運営。ロシアの極地探検家、水文気象学の専門家として数々の賞を受賞している。

  • 南極点からのメッセージ

    (1989年12月11日)

    我々南極大陸横断国際隊は、きょう南極点に到着しました。そして今、世界がひとつに交わるこの南極点から、世界の人々にこのメッセージを送ります。人はたとえこの困難な状況においても、民族、文化、国家をこえて共に生きてゆける。そして、我々南極大陸横断国際隊の精神が、よりよい世界の構築への一助となることを心から願います。この平和の精神が、子午線のように世界中に広がって、全地球をおおってくれることを祈りながら。





  • 東京宣言

    (2019年11月10日)

    1989年12月、我々南極大陸横断国際隊は、4,000マイルにおよぶ歴史的な南極大陸横断の中間地点である南極点に到達し、次のメッセージを世界に向けて発信しました。
    「我々南極大陸横断国際隊は、きょう南極点に到着しました。そして今、世界がひとつに交わるこの南極点から、世界の人々にこのメッセージを送ります。人はたとえこの困難な状況においても、民族、文化、国家をこえて共に生きてゆける。そして、我々南極大陸横断国際隊の精神が、よりよい世界の構築への一助となることを心から願います。この平和の精神が、子午線のように世界中に広がって、全地球をおおってくれることを祈りながら」
    以来、我々6人は、南極大陸の環境の悪化が深刻なスピードで進んでいる事実を目の当たりにし、その危機感をそれぞれの立場で発信してきました。30年前に横断したルートの最初の200マイルの大部分の氷は崩落し、海と化しています。我々と同じ横断ルートでの挑戦は、今では不可能となっています。南極点に共に立ってから30年、南極大陸と世界の橋渡し役として、この現状を世界にアピールしようと、南極大陸横断国際隊は、ここに再び集結しました。地球全体の環境に大きな影響を及ぼす極地の氷や海を守るため、今すぐこの現状に目を向け、直ちに行動を起こす時が来ています。
    我々は、日本で迎えた30周年という記念すべきセレブレーションを「THINK SOUTH FOR THE NEXT」と名付けました。この先30年、既存のエネルギー源の使用を最少限に抑え、将来必要になるエネルギーを、新しいテクノロジーで創り出すことを、次世代に託します。危機感を抱く若者を応援・激励するとともに、人類の未来を担う彼らに感謝したいです。我々は今日、1997年に採択された京都議定書の重要性をあらためて確認し、2017年のパリ協定を強い意志をもって支持することを表明します。あらゆる手段で二酸化炭素排出の大幅削減を実現するため、世界各国の市民ひとりひとりが方策と独創性を注いで取り組むよう切望します。
    状況は切迫しており、大変困難な挑戦ではありますが、まだ道は閉ざされていません。今こそ我々は勇気を持ってその道を進まなければなりません。ひとりひとりが重要な役目を負い、大きな影響力を持っています。誰であろうと、どこに住んでいようと、何をしていようと、みんなで力を合わせれば世界を救うことができるのです。

    南極大陸横断国際隊 一同