あれから32年目の今年、私たちは彼らの挑戦を振り返ると共に、地球環境と平和について改めて考え、対話することを目的としたオンラインイベントを開催します。様々な分野で活躍する文化人や冒険家による「環境」と「平和」、そして「チャレンジスピリット」をテーマにした対談を行うと同時に、南極大陸犬ぞり横断のドキュメンタリー映画「Trans-Antarctica Expedition」を今年も上映します。より多様な文脈や価値観の基に展開されるTHINK SOUTH FOR THE NEXT 2021に是非ご参加ください。
6カ国6名の冒険家が根底に持ち続け、南極大陸犬ぞり横断が実施された理由的背景にも繋がる「環境」と「平和」、そして「チャレンジスピリット」の重要性。それらを改めて考え、対話し、発信し続けることを目的としたオンラインイベントです。多様な領域で活躍し、異なる経験や知見をもつ文化人や冒険家による対話を是非ご覧ください。
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経営企画サステナブル推進 広報
スパイスファクトリー株式会社 CSO
(最高サステナビリティ責任者)
2017年11月、生物資源ベンチャー「ムスカ」の広報戦略を支援し、18年7月に代表取締役CEOに就任。数々のビジネスコンテストにて最優秀者やSDGs賞を受賞し、経産省J-Startup企業に採択。同社の認知度の向上および、資金調達に貢献し、20年11月に退任。2021年7月DXスタートアップのスパイスファクトリー株式会社、取締役CSO(最高サステナビリティ責任者)就任、株式会社SPACE WALKER 経営企画 サステナブル推進を担当。
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12月11日12:00〜12月12日23:59の2日間は、ドキュメンタリー映画の視聴が可能です。上記リンクよりお楽しみ下さい。
南極大陸犬ぞり横断や極地遠征などをキーワードに、THINK SOUTHと歴史的に紐づくThe North Faceのプロダクトをご紹介します。
Antarctica Versa Loft Jacket
NA61930 ¥33,000 (税込)
THE NORTH FACE史上最高のかさ高と温かさを持つフリース生地を採用した防寒ジャケットです。寒冷地での活動を想定し、前身頃部分は毛足の長いスーパーロフトフリースを二重仕様に。生地間のデッドエアを大きく広げて保温効果を高めており、防風シェルと組み合わせることで、活用幅が広がります。 見た目からは想像できない軽さが特徴で、長時間着用時でも快適さを維持します。
Antarctica Parka
ND92032 ¥84,700 (税込)
強度と保温性を高いレベルで実現させた極地エクスペディション用防寒ジャケットです。表地を高強度の140デニール素材で仕上げ、さらにGORE-TEX®メンブレンをインサート。中わたには、優れた保温効果を発揮する光電子®ダウンを封入。裏地には高い引き裂き強度を持つパーテックス®カンタムを配備しています。見た目からは想像できない軽さが特徴で、長時間着用時でも快適さを維持します。
Southern Cross Parka
ND92120 ¥69,300(税込)
極地遠征の観測隊らの使用も考慮し開発されたエクスペディション用保温ジャケットです。防風性と防水性を持ち、強度を兼ね備えるメイン素材に、撥水加工を施した光電子プロダウンを封入。首元にはダウンバッフル、フロントにはダブルフラップを装備し、冷気の浸入を防ぎます。低温下での作業利便性を考慮し、片手で操作可能な大小のポケットを15カ所に配備。見た目からは想像できない軽さが特徴で、長時間着用時でも快適さを維持します。
彼らを奮い立たせた言葉は「THINK SOUTH」
『我々南極大陸横断国際隊は、今日南極点に到達しました。そして今、世界がひとつに交わるこの南極点から、世界の人々にメッセージを送ります。
人はたとえこの困難な状況においても、民族、文化、国家を越えて共に生きてゆける。そして、我々南極大陸横断国際隊の精神が、よりよい世界の構築への一助となることを心から願います。
この平和の精神が、子午線のように世界中に広がって、全世界をおおってくれることを祈りながら』(6人のメンバーがそれぞれの国の言葉で南極点から32年前に送ったメッセージより)
『THINK SOUTH FOR THE NEXT』は当時彼らが考え、南極点から世界に発信した現代社会の問題に改めて注目し、次世代へ継承していこうというプロジェクトです。今後さまざまな取り組みを通じて、環境と平和の大切さ、チャレンジスピリットの重要性を社会へと発信していきます。
Member Profile
南極点からのメッセージ (1989年12月11日)
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東京宣言 (2019年11月10日)
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Funatsu(JP)
1988年グリーンランド犬ぞり縦断後、南極大陸横断国際隊に参加。その後は米国アラスカ州に移動し中長距離犬ぞりレーサーとして活躍。3大長距離犬ぞりレースの全てで新人賞を受賞するほか、アウトドア教育の一環として冬のアラスカでの犬ぞりキャンプも実施。
1990年朝日スポーツ賞、テレビ朝日ビッグスポーツ特別賞。2015年からは北海道仁木町NIKI Hillsビレッジにてワイナリー、ガーデン、森のプロジェクトに参画している。
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Etienne(FR)
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Steger(US)
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Dahe(CN)
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Somers(UK)
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Boyarsky(RU)
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「我々南極大陸横断国際隊は、きょう南極点に到着しました。そして今、世界がひとつに交わるこの南極点から、世界の人々にこのメッセージを送ります。人はたとえこの困難な状況においても、民族、文化、国家をこえて共に生きてゆける。そして、我々南極大陸横断国際隊の精神が、よりよい世界の構築への一助となることを心から願います。この平和の精神が、子午線のように世界中に広がって、全地球をおおってくれることを祈りながら」
以来、我々6人は、南極大陸の環境の悪化が深刻なスピードで進んでいる事実を目の当たりにし、その危機感をそれぞれの立場で発信してきました。30年前に横断したルートの最初の200マイルの大部分の氷は崩落し、海と化しています。我々と同じ横断ルートでの挑戦は、今では不可能となっています。南極点に共に立ってから30年、南極大陸と世界の橋渡し役として、この現状を世界にアピールしようと、南極大陸横断国際隊は、ここに再び集結しました。地球全体の環境に大きな影響を及ぼす極地の氷や海を守るため、今すぐこの現状に目を向け、直ちに行動を起こす時が来ています。
我々は、日本で迎えた30周年という記念すべきセレブレーションを「THINK SOUTH FOR THE NEXT」と名付けました。この先30年、既存のエネルギー源の使用を最少限に抑え、将来必要になるエネルギーを、新しいテクノロジーで創り出すことを、次世代に託します。危機感を抱く若者を応援・激励するとともに、人類の未来を担う彼らに感謝したいです。我々は今日、1997年に採択された京都議定書の重要性をあらためて確認し、2017年のパリ協定を強い意志をもって支持することを表明します。あらゆる手段で二酸化炭素排出の大幅削減を実現するため、世界各国の市民ひとりひとりが方策と独創性を注いで取り組むよう切望します。
状況は切迫しており、大変困難な挑戦ではありますが、まだ道は閉ざされていません。今こそ我々は勇気を持ってその道を進まなければなりません。ひとりひとりが重要な役目を負い、大きな影響力を持っています。誰であろうと、どこに住んでいようと、何をしていようと、みんなで力を合わせれば世界を救うことができるのです。
南極大陸横断国際隊 一同
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『THINK SOUTH FOR THE NEXT』
【主催】
THINK SOUTH FOR THE NEXT実行委員会
(株式会社ゴールドウイン、株式会社DACホールディングス)
【後援】
環境省、 文部科学省、外務省、
国立極地研究所、 公益財団法人日本極地研究振興会、
TOKYO-FM